日程 | 2026年1月24日(土)14:00–15:30
登壇者 | 津田直、柳原照弘(Teruhiro Yanagihara Studio/Vague代表)
時間 | 14:00–15:30 (Doors open at 13:45ー)
会場 | VAGUE KOBE3F (受付3F)
料金 | 3,300円(税込/1ドリンク付き)
Vague Kobeでは、写真家・津田直による展覧会「LO−逆さまの杯と杖−」を開催します。
本展の開催を記念し、2026年1月24日(土)にトークイベントを行います。ヒマラヤの奥地・ムスタンへの旅で津田が体験した時間や風景、作品制作のプロセス、そして写真とインスタレーションがVague Kobeの空間に立ち上がるまでの思考について、写真家・津田直と、Vague代表・柳原照弘が語り合います。
[展覧会概要]
津田はこれまで15年程前よりチベット仏教圏に通ってきました。古来より神仏や自然に対して畏敬の念を持ち、厳しい自然に寄り添うことで信仰や伝統が受け継がれてきた地域を歩き続けてきました。その中で、寺院や僧院、そこに暮らす僧侶や寺院で行われるお祭りなどに目を向けてきました。それは仏教の原点を自らの目で捉え、そこに立ちたいという思いから始まっているといいます。
今回、津田が文化人類学者の知り合いの誘いを受けて向かったのは、ヒマラヤ山脈が聳え立つネパールの奥地、ムスタン。入域許可が必要なムスタン地方に冬の時期に訪れ、撮影した新シリーズ「LO」を初めて公開します。乾いた大地を吹き渡る風、山々の稜線が織りなす連なり、風景の中に溶け込むように佇む仏塔、そして標高の高い土地ならではの澄んだ空気の層——。津田が旅の中で掬い上げた光景が、Vague Kobeの空間で静かに姿を現し、ひとつの風景として立ち上がります。
写真作品を中心に、併せて津田がムスタンへの旅で出会い、手に取った欠片を用いて構成したインスタレーション「逆さまの杯と杖」を展示します。かつて塩を運ぶ道として人びとが往来した土地に蓄積された時間の層が、写真作品と呼応しながら空間に立ち現れ、遠い風景の気配をそっと呼び覚まします。